本日（2024年3月11日）から、『少年ジャンプ+』で連載が始まった「暗黒デルタ」。
作者の有波（あるば）先生は、読切「デス鮭ハンター」や「コンポスター葬式」で話題をさらった新進気鋭の漫画家です。
今回は、満を持しての新連載！
ということで、「暗黒デルタ」1話のネタバレと感想をご紹介します。
【暗黒デルタ】1話のネタバレ 異世界の住人オーロラ
異世界の都市「デルタ」。
そこに住む異形の者たちは、人間のエネルギーをすすって生きています。
主人公のオーロラは、ピンクの髪に赤い角のようなものが耳の位置に生えた女の子。
セクシーな服装をしていますが、話し方からは10代っぽい感じがうかがえます。
オーロラと一緒にいるのは、リュウジさんという犬っぽい仮面を付けた男性。
マッチョな外見に反して、知的な印象を受けます。
エネルギーの吸い方や精製の方法をオーロラに教えているところから、先輩か師匠のような感じです。
異世界からは、負の感情に支配された人間しか見たり干渉したりできないそう。
エネルギーを吸われた人間は、命を落とすか、意識不明になってしまうようです。
人間から吸出したエネルギーは、精製して使用します。
精製すると1/3程度に減ってしまい、その上、その一部を市民税として取られてしまいます。
市民の命や生活、都市機能の維持など、デルタの全てがこのエネルギーによってまかなわれていました。
お金というものもなく、あらゆる取引がこのエネルギーで行われます。
異世界の住人は『擬体』という人間型のスーツのようなものを着て、人間に成りすますことができます。
異世界と人間界は、各所にあるゲートで繋がっていました。
擬体を着て人間界に観光に行ったオーロラは、もう一人の主人公 ハルトという男の子に出会います。
ハルトは、日常的に父親から暴力を受けていましたが、オーロラが父親のエネルギーを吸ったため、父親は意識不明になってしまいました。
父親がいなくなったことを喜ぶハルトでしたが、借金の取り立てにきた男たちに捕まってしまいます！
そして、一緒にいたオーロラも捕まってしまうのでした…！
【暗黒デルタ】1話の感想
異世界、人間のエネルギーを吸う、吸われた人間は命を落とすなど、ダークファンタジーの要素がてんこ盛りの「暗黒デルタ」。
デルタは、異世界の都市の名前でしたね。
人間のエネルギーで機能しているデルタもエグイですが、人間界側も父親に暴力を受けたり、借金の方に売られそうになったりとだいぶダークな内容から始まりました。
主人公が荒んだ生活を送っていることや、日常が異形によって壊されていくという内容は、ちょっと「チェンソーマン」に似ているのかなと思いました。
1話では、オーロラはまだ、人間について学んでいる段階、ハルトはオーロラが何者かは分かっていない段階で、二人の関係がどうなって行くのかはまだ分かりません！
敵？のような人たちも出てきていたので、この先バトルも期待できそうです。
デルタの世界がどうなっているのかもっと詳しく知りたいし、父親がいなくなったハルトがどう暮らしていくのかも気になりますね！
【暗黒デルタ】の配信状況
◆「暗黒デルタ」は、『少年ジャンプ+』で配信中！
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「暗黒デルタ」は、まだ連載が開始したばかり。アニメ化の予定はまだありません。
