「株式会社マジルミエ」は、魔法少女のベンチャー企業に就職することになった桜木カナの奮闘と成長を描く物語です。今回は第126話についてレビューします。
【株式会社マジルミエ】前回までのあらすじ
父親が腰を悪くしたことから、有休をとって実家に帰ることにしたカナ。
話を聞いていたヒトミとメイも付いて行くことにします。
実家でアルバムを見ながらカナは、子供の頃から人の役に立つのは好きだったけど、夢は持っていなかったと話します。
そして、夢を見つけるために東京へ行ったのだとカナは続けました。
そんなカナに、夢は見つかったのかと尋ねるメイ。
カナは何と答えていいか分からず固まってしまい…！？
【株式会社マジルミエ】第126話のネタバレ
カナ、ヒトミ、メイが仕事に復帰し、来年、アスト主催で「魔法少女民営化ニ十周年記念式典」を行うことが告げられます！
式典では、省魔力システム「RABIT（ラビット）ver.2」をお披露目します。
さらに重本はカナに、魔法少女の代表としてスピーチして欲しいと話しました。
突然の大役に戸惑うカナ。
重本はカナを外へと誘いました。
マジルミエの部署があるビルは、12年前に災害級怪異が出現した地域にあります。
東京に出てきたばかりの重本と妹が気に入り、よく書店を覗きに来た街でもありました。
でも、災害級怪異によって、その姿はすっかり変わってしまっています。
そんな街を重本は、自分の美学の発端となった街だとカナに教えてくれました。
カナは、重本が美学を持って魔法少女の仕事をしていることを改めて思い出します。
さらに重本は、魔法少女業界にはかねてから、大規模魔法が出す残留魔力の問題や、規制緩和派との政治的諍い、国営時代の遺恨などが残っているが、それらはもうすぐ解決すると話しました。
そして、これからの魔法少女業界を牽引するのは、現場の人間なのだと続けます。
当たり前のように、必要な知識を貪欲に吸収し、多くの言葉に耳を傾け、みんなの理想を束ねられるカナこそが、魔法少女の未来の象徴にふさわしいと、重本は伝えました。
ヒトミに言われた、カナには人の夢を受け入れる器がある…という言葉を思い出し、勇気をもらうカナ。
そして、カナはスピーチを引き受けることにしました！
その頃、越谷長官、萬田、仁科は、これまでに起きた怪異事件の実行者であり、鎌倉の部下だった真尾 笑（まなお しょう）についての情報を共有していました。
真尾には、戸籍、親類の情報、医療受診記録、学術機関の入学卒業の有無など、全てのデータが無いことが分かり…！？
【株式会社マジルミエ】 第126話の考察と感想
記念式典がどんなものになるのか楽しみですね！
様々な企業ブースが集まるエキスポみたいなものなのかなと思うのですが、一般の人も見に行けるそうなので、体験ブースなどもありそうです。
そして、来場者数も物凄いことになりそうです！
そんな記念式典で、カナはスピーチをすることになりました！
普通だったら、ガクブルでできそうもありませんが、カナは意外と度胸がありますよね。
マジルミエが解体されてしまったときも、社長になるため勉強をしていたり、社長になってからも重本を救うために着実に準備をしていたり…。
カナは普通の女の子に見えますが、芯の強さや方向性を見失わず努力を続ける力があると思います。
それだけカナが魔法少女という仕事を大切にしているということなのかもしれません。
そんなカナだから、周りの人たちも支えてあげたいと思うんですね！
そして、真尾についても新たな事実が分かってきました。
戸籍が無いという時点で、もう出生に何かあったとしか思えないのですが、鎌倉が怪異を生み出していたことから、真尾は人間ではないという可能性も考えられます。
そして、物語は真尾という名前に覚えがあるという、萬田と仁科、鎌倉の過去へと遡るようです。
真尾笑とは、いったい何者なのか…気になるという方は、漫画もご覧ください！
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