『もののべ古書店怪奇譚』は、寡黙な古書店の主人が、お手伝いの少年とともに「読んだ人を鬼へと変える本」を回収するために鬼と戦うダークバトルファンタジーです。公式のキャッチコピーは「レトロ×怪奇×主従」「猟奇的和風幻想譚」。こちらでは、あらすじ、登場人物、見どころについて紹介しています。
もののべ古書店怪奇譚の基本情報
作者:紺吉
掲載誌:webコミックBeat's・月刊コミックガーデン
ジャンル:バトル・ホラー・ミステリー・青年
発表期間:2015年1月~
アニメ化:なし
2023年10月の時点で、単行本累計発行部数は60万部を突破!
2019年には新章を構想するために一時連載が休止され、2021年には再開未定と改めて発表された未完の傑作です。
もののべ古書店怪奇譚のあらすじ
古書店の店主をしている寡黙な青年・物部正太郎(もののべしょうたろう)。
彼はある本を探し集めていました。
その本は『鬼書(きしょ)』。
鬼が書いたと言われている本です。
本には人間を鬼にするための作法が書かれています。
かつて1冊だったその本は、今は複数に別れてしまっていました。
また、本に惹かれて手にした人は、必ずその作法を試したくなります。
そして、作法を試した人は、鬼になってしまうのでした…。
鬼になった人たちが起こす猟奇的な事件のうわさ頼りに、鬼書を集めていく正太郎。
その傍らにいるシロという少年。
正太郎は鬼と戦いながら鬼書を集めていくうちに、鬼をめぐる謎と陰謀、シロの正体である神虫と呼ばれる神について迫っていくのでした…。
もののべ古書店怪奇譚の登場人物
物部正太郎(もののべしょうたろう)
物部古書店の店主。
元は友人がやっていた古書店だったが、友人が亡くなった際に譲り受けました。
寡黙で本が好き。
自身も鬼なのですが、人を食べることを拒み、命が尽きることを願っています。
周囲には、正太郎が店主でシロはお手伝いという関係に見せていますが、実際にはシロの方が立場が上で、鬼を食べるシロのために鬼書を集めているのでした。
シロ
天真爛漫で愛想がよく、食べることが大好きな少年を装っていますが、正体は『神虫』という鬼を食べる神です。
少年の姿は仮初で、本来はドロッとした黒い物体をしています。
性格も冷淡で、人間に対しても情はありません。
自身で鬼を探す能力はなく、正太郎のことは鬼を捕まえてきてくれる者として、ある程度、大切に思っているようです。
近藤(こんどう)
オカルト雑誌の記者で明るい性格。
よく荒唐無稽な事件の話を持ってくることから、正太郎からはポンコツ記者という扱いを受けています。
正太郎に怪しい事件のうわさを話すのは、自身も新しいネタが欲しいためという、ちゃっかりしたところもあります。
もののべ古書店怪奇譚の見どころ
キャッチコピーの「レトロ×怪奇×主従」が、そのまま当てはまっていると思います。
和風レトロな雰囲気と、恐ろしい鬼がマッチしていて美しい!
主従は、主・正太郎、従・シロと思わせといて、本当は逆というギャップも良いです。
基本は、誰が鬼なのかを当てていくというミステリー方式なのも好みのところ。
読み進めていくうちに、正太郎がなぜ鬼になってしまったのか、なぜ人を食べずにいるのかも分かってきて共感できます。
秋の夜長にしっとり読みたい作品です。
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