「ダークギャザリング」13巻では、旧I水門でゲットした月蝕尽絶黒阿修羅(げっしょくじんぜつくろあしゅら)が大活躍!黒阿修羅の能力とは!?悲しい過去についてもまとめてみました。
旧I水門の悪霊~月蝕尽絶黒阿修羅との出会い
月蝕尽絶黒阿修羅(げっしょくじんぜつくろあしゅら)がいた、旧I水門~通称「赤水門」は、危険度Sランクの心霊スポットです。
1924年に起こった荒川の増水を軽減するために建てられた水門で、今は新しい水門が建てられたため、東京都の選定歴史的建造物に指定されています。
その景観から、昼間は住民の憩いスポットになっていますが、神霊体験をしたという声も跡を絶ちません。
体験談としては、下記のようなものがあります。
・死体が流れ着く場所で、多数の霊が現れる
・水の上に黒い人影が浮いている
・水面にバラバラの人の手足が浮かんで見える
・水門の上に立つ女性の霊
・水門ができてから、近隣で首つり自殺が起こるようになった
・近くの水没者供養の地蔵の首が落ちる
また、Sランクの心霊スポットは、一度関わると逃れられないか、閉じ込められるか距離を無視した呪いにかかると言われています。
夜宵たちが夕方到着したときには、多数の霊が死体のように水に浮き、水門に留まっていました。
子供たちが家路に着く中、一人、スケッチブックを抱えている少年。
その少年こそが、旧I水門の悪霊だったのです!
少年の霊力が強いためか、霊力のない詠子(えいこ)にも姿は見えていました。
螢太朗(けいたろう)は、スケッチブックを見せられ、少年の過去を知ります。
旧I水門の悪霊~月蝕尽絶黒阿修羅の過去
少年の家は父子家庭でした。
ある日、父親が再婚します。
継母は父親に隠れて、少年を虐待していました。
また、継母は間男を連れ込んでいました。
ある日、継母が間男と会っているところに父親が帰ってきてしまいます。
父親と間男は争いになり、父親は刺〇されてしまいました。
継母と間男は、お風呂で遺体を刻みます。
継母は少年にタッパーに入った肉団子を渡し、川に捨てて来いと話しました。
お腹が空いていた少年は、こっそり食べてしまいます。
数日後、継母と間男が争いになり、継母は間男を刺しました。
少年は怖くなって逃げましたが、水門のところで母親に捕まり、〇されてしまいます!
霊になった少年は、自分の身体が肉団子にされていくのを見て、自分が食べた肉団子が何だったのかを知りました。
少年は父親に謝ります。
それと同時に、継母を絶対に許さないと思うのでした!
旧I水門の悪霊~月蝕尽絶黒阿修羅の能力
霊になった少年は、黒いツンツンの短髪に、黒シャツと黒い短パンを着ていて、目や口から黒い血を流しています。
手元には常にスケッチブックを持っていて、胸元には、継母から刺された傷跡が複数残っています。
また、常にお腹が減っていて、継母への憎しみから、目に映る相手は全て継母に見えてしまい、誰彼構わず命を奪っていました。
魂が弱ったときなど、稀に正気を取り戻し、攻撃を止めることもあります。
月蝕尽絶黒阿修羅の能力は、第七形態まで発現されています。
第一形態「常(じょう)」
水や光の屈折を利用して、生前の自分にそっくりな虚像を作り出し、霊感のない人にも姿が見えるようにします。
また、悪霊である気配を消すこともできます。
第二形態「血(けつ)」
スケッチブックに敵の絵を描いて、その絵を黒く塗りつぶすことで敵の一部もしくは全てを破壊します。
破壊した部位は肉団子になり、黒阿修羅場がその黒団子を食べると、破損した部位が治ったり、パワーアップしたりします。
また、複数の触手を出し、敵を捕捉や攻撃することもできます。
第三形態「纏(てん)」
スケッチブックを失った黒阿修羅が出した能力で、全身を黒い布で覆い、巨大な4本の腕を生やしています。
行動は素早く、腕は伸縮が可能、かなりの硬度を持っています。
握りつぶした敵の一部は、肉団子にして自分のエネルギーに変えることができます。
第四形態「業(ごう)」
纏の形態を強化した能力です。
身体をコンパクトにすることで素早さが増し、4本の手を大きく強固にしています。
第五形態「哭(こく)」
業の形態を強化した能力です。
姿が人っぽくなる以外、能力を出す間もなく魄啜繚乱弟切花魁に負けてしまったため、詳細は分かりません。
第六形態「蝕(しょく)」
黒阿修羅を封印したあと、夜宵が筆談で話しかけ、戦術を教えたことにより発現しました。
自分は宙に浮く黒い玉に閉じこもり、スケッチブックに描いた敵を黒く塗りつぶすことで倒していくという能力です。
黒い玉の周りには光が漏れていて、月蝕を思わせます。
スケッチブックを守ったまま戦える、攻防一体の能力です。
第七形態「殲(せん)」
纏・業・哭のときのような手が4本ある戦闘体型になりますが、それは硬質化だけでなく、液体金属のような柔の部分も併せ持ったロボットです。
黒阿修羅は、胸部にスケッチブックを持って乗り込みます。
ロボットで攻撃・防御をする傍ら、黒い雨を降らせ、雨にあったった敵の一部を自分んのエネルギーに変えます。
また、ロボットに乗り込んでいる黒阿修羅は分霊で、本体は見えない場所に隠れているという二段階の防御を行うことが可能です。
第七形態まで発現したことで黒阿修羅は、神に近い強さを持ったと言われています。
月蝕尽絶黒阿修羅と夜宵との関係
黒阿修羅が封印されているぬいぐるみは、ライオンです。
呼びだす際の言霊は、「盈して(みたして)」。
黒阿修羅は、目に映る人が継母に見えてしまうため〇していますが、本来は継母以外を〇したいわけではありません。
封印する際に夜宵は、無差別での殺戮はダメだけれど、黒阿修羅の恨みが消えるまで付き合うと言っています。
また、黒阿修羅とは筆談での意思の疎通が可能で、夜宵が戦術を教えていることからも、二人の関係は良好なのではないかと考えられます。
まとめ
- 月蝕尽絶黒阿修羅は、自分を〇した継母への恨みから悪霊になりました。
- 月蝕尽絶黒阿修羅の能力は、スケッチブックに描いた敵を黒く塗りつぶすことで敵を破壊します。
- 第七形態まで発現した月蝕尽絶黒阿修羅は、神にも近い力を持つと言われています。
- 夜宵と黒阿修羅は筆談での意思の疎通が可能で、二人の関係は良好なのではないかと考えられます。
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